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四人に一人と言われるアトピー、お医者さんからの提言

アトピー性皮膚炎でお悩みの方のお話しをよくお聞きします。でも、なかなか簡単に治るものではなく、難しい病気の一つで、よくわからないことばかり。じゃぁ、専門医の先生に聞いてみよう!ということで、よい治療成果を続々と出している伊神 修(いかみクリニック院長)先生に聞きました。

(岩井商事株式会社のホームページより転載)


アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の原因は、家ダニ抗原、カビ抗原、ペット抗原に対するアレルギーだと言われています。
実際、子供の患者さんを調べて見ますと、これらのものに対する特異抗体が100%証明されます。
しかし、これらの特異抗体を持っているのに、いっこうにアトピー性皮膚炎にならない方も非常に多くいらっしゃいます。

アトピー性皮膚炎の患者さんの特徴は、ハウスダスト・家ダニ・カビ類・ペット(ネコ、イヌ、ハムスター等)に対する抗体をもっていることと、もうひとつそれより重要かつ本質的な特徴があります。それは、アトピー性皮膚炎の子供さんの表皮(皮膚の一番表面の部分)は、皮脂が足りなくていつも乾燥した、いわゆる「ガサガサ肌」で、肌自身が弱く荒れやすいことです。

ガサガサ乾燥肌

このような皮脂の足りない「ガサガサ乾燥肌」では、抗原刺激(ハウスダスト・家ダニ・カビ類・ペット類)がたやすく侵入し、侵入した抗原と、その子供さんのもっている抗体とが反応し(これを、抗原抗体反応と言います)、皮膚の深いところで激しい炎症を起こします。それが、発疹・かゆみを発生させるのです。
ご存知のように、そのかゆさは大変なものですから、どうしてもかきむしってしまうため、表皮はさらに荒れ、汁がでて、そこに細菌が繁殖することで、いっそう表皮は弱くなるという悪循環が起こってしまうのです。
また、慢性的なかゆみは心にも影響し、慢性的な不安にもつながっていきます。

一番よい治療法は皮膚の状態をコントロールすること

表皮を正常児の肌のように変えられたらアトピー性皮膚炎は治ります。
しかし、「ガサガサ乾燥肌」は遺伝的に規定されているらしく、この改善は困難です。
では、一番よい治療方は何でしょう。そのポイントは、医学的・合理的な肌のお手入れを毎日続けることです。
アトピー性皮膚炎を一挙に改善することは、正直難しいですが、正しい肌のお手入れを続けることで、アトピー性皮膚炎は十分にコントロールすることが可能です。
正しい肌のお手入れには以下の3つのことが大切です。

 

  表皮に皮脂成分(セラミド、リン脂質ポリマー)を十分補充してやること。
これによって、表皮の保水機能が高まり、肌の乾燥が改善されます。

 

      アトピー性皮膚炎の増悪因子である「表皮細菌繁殖」を防ぐこと。
ただし、殺菌・静菌剤は一般に皮膚にも大きな刺激を与えるため不適切です。
その点、ヒノキからとったヒノキチオールは、天然成分で十分な抗菌力があり、しかも刺激が少ないため、アトピー性皮膚炎にはうってつけです。

 

     余計な皮膚刺激物の入った製剤を使用しない。
つまり、無着色・無香料・ノンアルコール厚生労働省の表示成分指定義務のあるような成分を一切含まないこと。
当院では、これら3つを満たした治療補助剤として、アシュケア製品を採用しています。これをベースに使用して、それでも出てくる発疹には、早めにステロイド軟膏で発疹を静め、皮膚状態を可能な限りよい状態で維持します。これが当院のアトピー性皮膚炎のコントロールで、決して一括治療ではありません。これを根気よく続けるわけです。また、治療期間中、いろいろな疑問が患者さんから出てきます。それをひとつひとつドクターと相談して医学的アドバイスで解決し、可能な限りよい皮膚状態を保っているうちに、年齢とともに必ずアトピー性皮膚炎も治ると考えています。

そして、この病院で使っているいるスキンケアは、

当店で販売しているものと同じです。

 

 

こちらで販売しています。

 

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