店長日記
著者:嶋田葉子さんの「こんなに使えるジンジャーシロップ」に共感したお客様が作ったシロップをいただきました。感謝感激!
きょうは、元旦です。
当たり前やん と突っ込まれそうですが、当店は営業していますので、お正月気分ではなかったのです。
天気がよかったので、初詣の方が多くて、当店の人気商品の「寺尾牧場のソフトクリーム」、「寺尾ノンホモ牛乳」、「寺尾コーヒー」が売切れになってしまう程の盛況ぶりでした。したがって、キリキリ舞いだったので、元旦の気分はまったくなかった日でした。
こんなことは、開店以来10年になりますが、始めてです。
そこで、店主として気になるのが、お客様のことです。冬に冷たい物ばかり食べて大丈夫?
そう、女性の大敵「冷え」のことです。
そこで、登場するのが”しょうが ”です。大晦日に当店のお客様から写真のジンジャーペーストとジンジャーシロップをいただきました。さっそく味見して見ると、大変美味しい、そして、しばらくすると、体がポカポカしてくる感じになりました。世の中は、しょうがブームだそうですが、確かに冷えには良いと思います。そして、冷えが解消されると、お腹の中に滞っていたものも、すっきり出て便秘解消となるのです。
きょうは、特別に ジンジャーシロップのレシピと、ジンジャーシロップから作ったジンジャーペーストのレシピを公開します。(お客様から教えていただきました)
1.ジンジャーシロップの基本の作り方(500ml分)
材料:しょうが 300g、キビ砂糖 300g、水 480ml、レモン汁 大1、粒こしょう 5粒、赤唐辛子 1本、ローリエ 2枚
作り方: スライスしたしょうがに砂糖をまぶして、2時間から一晩くらいおいて水分を出してから鍋に移して 水、スパイス、レモン汁を加えて、あくをすくいながら30分煮る。
2.ジンジャーペーストの基本の作り方
材料: ジンジャーシロップ50ml、ジンジャースライス60g(煮た残り)みじん切り、みそ 大2、酒、醤油、塩 各大1
作り方:すべて火にかけ、水分をとばすように煮る。
(カレーや野菜炒め、チャーハンのアクセントにもいいです)
バリエーション(お客様の考案): きび砂糖の代わりに羅漢果を入れるとキビ砂糖の半量くらいで済みます。
スパイシー風味にシナモンスティック、クローブ、カルダモンをさらに加えました。
(基本の材料の方が癖がないです。羅漢果を使うと色は真っ黒ー!チャイに合います♪)
これからの寒い季節、ジンジャーシロップを沢山利用して冷え知らず、便秘知らずでお過ごしください。
ちなみに、これらを教えていただいたお客様は、アーユルベーダとグレインズクッキングの料理教室の先生です。もし、直接お聞きしたい場合は、当店に連絡いただければ取次をします。
*1:アーユルベーダとは、約五千年の歴史があるインド大陸の伝統的な医学で、心、体、行動や環境も含めた全体としての調和が健康にとって重要とみる考え方。
*2:グレインズクッキングとは、人の健康を育む食を支えるものは穀物であり、正しい知識の提供、優秀な有機穀物の生産者の保護・育成を目指した、現代の食文化にマッチする調理法